2016年2月7日日曜日

お母さん、自分を信じて―母乳で育てている赤ちゃんが飢餓状態になる前に

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Trust your intuition, Mama — unless it tells you your breastfed baby is starving


”自分の直感を信じて、ママ!” これは「自然な母子関係(ナチュラル・ペアレンティング)」ビジネス界隈が発する、汎用性の高い言葉です。
ACOG(アメリカ産婦人科学会)ですら新生児死亡のリスクが上がっていることを警告しているにも拘わらず、”直感を信じて、ママ!あなたが安全と思う場所がいちばん安全なの!”と自宅出産をしますか?
アメリカ新生児学会ですら水中出産の危険性を警告しているにも関わらず、”直感を信じて、ママ!みんなが知っているように、北アメリカ助産師団体(MANA)の天才達によると、赤ちゃんは重力を感じるまで呼吸をしないものだと言っているわ!
世界中のどの保健機関でもワクチンで自閉症が起きることはないと言っているにも関わらず、小児のワクチン接種を避けたいですか? ”直感を信じて、ママ!あなたの子供に手がかかるのは、ワクチンのせいよ
 (母乳に関して)私の方が患者よりも経験も知識もあると考えている人を、我々はこう呼びます:パターナリズム(=型にはまった考え方)と。
完全母乳で育ててきた赤ちゃんの体重がみるみる落ちていき、空腹で泣き声を上げているとき、粉ミルクを足してあげたいですか? ”直感を信じt、、、あ、待って!!これは大事な問題だから、あなたの直感を信じてはいけないわ。”
”あなたは赤ちゃんが空腹で泣いているに違いないと思っているけれど、あなたはラクテーションコンサルタントの資格もないただの一般人よ。プロの資格をもったラクティビスト(母乳推進者)だけが、母乳以外の栄養や水分を与えていいかどうか判断し、許可を出せるのよ。だれもあなたの考えは気にしないわ;ラクティビストのマウリーン・ミンシンMaureen Minchin)のような人だけが、赤ちゃんが本当にお腹を減らして泣いているのか判断する資格を持っているの―ちなみに、マウリーンはあなたの話など聞く前に、あなたの赤ちゃんを調べる前にすでに答えを知っているわ―どんな赤ちゃんも、母乳以外の水分や栄養は、必要ないの。”
このように、ラクティビスト(母乳推進者)たちが不遜で侮蔑的な発言をもって母親たちに接することは、現在の母乳推進運動の醜悪な戦略の一つです。( ugly, ugly, ugly
Dr.アリソン・スチューベ(Alison Stuebe)が母乳学会に投稿した「完全母乳が引き起こす新生児の脳障害、生命を脅かす高ナトリウム血症」に対する返答として、ミンシンが発したふざけたコメントがこちらです:
…私はミーガンの男児が4日間にわたり非効率的な栄養しか与えられず、神経発達に問題をきたした問題について疑問を持っている。...ミーガンの投稿に、この子になにか他のことが起こっていたという手がかりがある。彼は粉ミルクへの耐性が弱く、高レベルの終末糖化産物(Advanced Glycation End Products)が含まれているであろう、濃縮殺菌液体のようなインスタントの栄養しか取れていなかったとしたら、、他にもたくさんの問題があっただろう...
マウリーン・ミンシンMaureen Minchin)はミーガンを疑っています!しかしななぜミンシンの考えを気にする人がいないのでしょう?彼女は自著を出しています。当然、専門家としての自著です!
マウリーン・ミンシンの発言はこちら(科学らしい言葉を使ったつもりでしょうが支離滅裂です) :
…私の自著は、ミルクについての仮説がよりたくさんの感覚をつくることについて、一般的な衛生学理論や生物多様性理論に基づいた議論よりも、より本質的な議論をしています。。どちらもすでに議論されていますが、アレルギーに関する調査は世代間の影響について、何十年にもわたる家族の影響について証拠になるような論文は見つけられていませんが、私が持っている世代間の影響についての証拠があれば、後成的遺伝学によって説明されうるでしょう。我々は、祖母の世代が食べていたもの:粉ミルクを与えられた多くの第一世代が妊娠し、子供たちに母乳を与えたら、第二世代、第三世代に粉ミルクの影響にさらされた母親たちよりも、おそらく妊娠しやすいでしょう。(もし何人かの女性が胎児赤芽球症だとしても。) 
私は1960-1970年の粉ミルクが蔓延した時代(全ての子供が病院で粉ミルクの影響にさらされてほとんどの女性が母乳をわずかな期間しか与えなかった)とアレルギー研究が遺伝的、疫学的に発展したオーストラリアで育ちました。
赤ちゃんに何を飲ませるかについて、いったいどこに、ひ孫への影響まで考える人がいますか????????!!!!!!!!!
これがマウリーン・ミンシンのいう問題でしょうか?(壮大さは一旦置いておいて)マウリーン・ミンシン、それから多くのラクティビスト達は認知不協和に侵されています。マウリーンは母乳は全ての赤ちゃんにとって、どんなときも完璧であるという自身のファンタジーワールドのなかで、どんな状況かに関わらず、十分な母乳が供給できなかったからという理由で赤ちゃんには見境なく遷延性脳障害を与え、時には死にいたらしめているのです。これが正当化できることでしょうか?できません。
デヴィット・ダニング教授(Prof.David Dunning、ダニング-クルーガー効果の名付け元)は、”なぜ馬鹿ほど自信満々なのか(confident idiots)”について説明しています。
非常に頑固で偏った信条というものは、原始的で幼稚な先入観や単なるケアレスミスによって起こるのではない。われわれ個人を定義する価値のある哲学から生まれるのだ。我々は確固たる基本的な信条を持っている。 -それは個人的体験や、社会的要請に基づくアイデアーという、きわめて重要で不可侵なものだ。: これに矛盾するときは、自尊心基づいて自問自答しなければいけないこともある。たとえば他人の意見に同意する必要性があったときのように。世界中から集めたどのような情報によっても、我々は認知の修正を行う。認知の歪み、矮小化、忘却は、信条という聖域を無傷のまま理解しようとするために起こるのである。
完全母乳こそが完璧なはずが、不十分な母乳によって遷延性脳障害を負った赤ちゃん達、または亡くなった赤ちゃん達が存在する。この矛盾を認めることは、ミンシンの自尊心が許さないのでしょう。
こういった赤ちゃんたちの情報は、ミンシンの「母乳は最強であり、完璧な聖域である」という信条によって、歪み、矮小化、忘却されて認知されているのです。
すぐに修正すべきです。
ミンシンの自尊心と、遷延性脳障害や死亡した赤ちゃんたちを天秤にかける必要はありません。ミンシンに個人的な反省の必要があることよりも、はるかに赤ちゃんたちや母親たちに実際に起こっていることの方が重要です。ミンシンだけではありません。他のラクテーションのプロたちも同じように、赤ちゃんたちや母親たちの身に起こった悪影響を無視するか、極端に過小評価しています。
なので、お母さん、赤ちゃんがお腹を空かせて泣いていると思ったら、自分を信じてお腹を満たしてあげてください― 母乳で金儲けをしようと紛れ込んでくる輩と衝突する前に。
私たちは、患者自身よりも患者についてより多くの事を知っていると思っているヘルスケアのプロたちをこう呼びます―:パターナリズム(=型にはまった考え方)です。
残念ながら、産婦人科医や新生児科医のパターナリズムを嘆くことに膨大な時間を割いてきた助産師やラクテーションコンサルタントが、まさにそういった侮蔑的な態度に適応してしまったのですが。
ミンシンのような、ラクテーション(授乳)のプロ達は耳を貸さないのでしょう―母親たちや赤ちゃんたちが深刻な状況に置かれているということに。

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