New study shows that the Baby Friendly Hospital Initiative is a spectacular failure!
赤ちゃんに優しい病院(Baby Friendly Hospital Initiative,BFH)は多くの間違いを犯しているので、どこから指摘すればよいのか分からないほどです。
- 最も悪名高いのは、母乳育児を希望しない、事情があってできない女性たちにもむりやり授乳を強いることで女性たちを侮辱していることでしょう。母乳にはいくつかのメリットがあると言いますが、先進国においてそのメリットはわずかなものです。
- あつかましくも「赤ちゃんに優しい」と名乗る程のことは、一切ないのです。粉ミルクを使ったり、手に入れようとする母親に対して嫌がらせをしたり、不便を敷いたりするだけです。
- 赤ちゃんに優しい病院(Baby Friendly Hospital Initiative,BFH)は赤ちゃんを死に至らしめる可能性があります。24時間、母子同室を行うことが誇張され、それを希望しない母親にさえも、病院は新生児室を廃止したり、新生児預かりを行わないというところが増えています。これは母親が眠ってしまったときや赤ちゃんを抱えたとき、赤ちゃんの面倒を見ているときに赤ちゃんをベッドから落とす事故を引き起こしています。
- 新生児が必要な栄養分に対して母親が十分な母乳を作ることができなくても、「絶対に、粉ミルクは足してはならない」と間違った指導を受けることで、新生児の高ナトリウム血症、脱水症状などを引き起こす原因になります。これらの症状はたとえ一次的なものであっても、新生児にとって致命的な障害を引き起こします。
- 究極的に皮肉なことに、「赤ちゃんに優しい病院(Baby Friendly Hospital)」は本当の意味での「赤ちゃんに優しい」ことに関して、まったく機能していません。その証拠に、何百万ドルもかけて医療サービスが提供されているにも関わらず、まったく母乳率を上げることに成功していないのです。
今こそ、赤ちゃんに優しい病院を廃止するべきです。
この事実は徐々に知られてきています。私は数年間にわたってこのことを書いてきましたが、プロフェッショナルであるはずのラクティビスト(母乳信奉者)たちは次々と不可解なことを書いて出版しているわりに、事実については一切反論できていないのです。
現在、赤ちゃんに優しい病院(BFH)についての包括的なレビューが発表されていますが、これを見るに赤ちゃんに優しい病院(BFH)は恐るべき間違いだったという結論が出ています。
最新の研究、「 Baby-Friendly Hospital Initiative as an Intervention to Improve Breastfeeding Rates: A Review of the Literature (母乳率の改善を目指す赤ちゃんに優しい病院:作品のレビュー)」、助産師のための女性の健康ジャーナルに掲載されていますが、研究の完全版が無料で手に入りますので一読をお薦め致します。
著者は言うまでもありませんがBFHの信奉者です。彼らは死にもの狂いでBFHのメリットを探しているのですが、残念ながら結局ほとんど見つけられていません。
”全体的に、BFHが母乳率の改善に貢献したという説を検証するにおいて、長期授乳であるほど完全母乳率が高いという結果になった。しかしながら、ほとんどの調査においてBFHが短期間における授乳率の引き上げに貢献したことの裏付けはなかった点に留意すべきである。それに加えて、多くの研究が示すことによると、BFHでの母乳育児率とそれ以外での母乳医育児率にはほとんど差がないことが分かった。(それぞれ4%と3%)これはBFHでの母乳育児推進に効果がなかったことを示している。”
著者の意味するところは、先進諸国かそれと同様に発達した国々においては、BFHのメリットはごくわずかであるというものです。しかし先進国についてのみ考えると、BFHは当初の目標に対してほとんど失敗しているのです。病院内など、ごく限られた場所での母乳率改善には成功しているかもしれません。しかしほとんどの女性が、病院を離れたあと母乳からも離れています。いまやBFHは、授乳期間中に授乳される乳幼児たちの数を増やすことだけが目的になっており、これは明らかに失敗です。成功とは呼べません。たしかに、BFHは女性たちを侮辱してむりやり授乳させることには成功していますが、その後も続けさせるよう説得し、納得してもらうことはできていません。
著者はこの悲惨な結果に相対して、可能性を見出そうとしています:
これらの調査の間で、定義、デザイン、方法論、分析、そして結果がばらばらであることを考慮すべきである:それゆえ、結果がいかに多様でも驚くべきことではない。赤ちゃんに優しい病院(Baby friendly hospital)の効果について、最終的な結論に達することは難しいが、多様な研究の努力によって、業界の動向が垣間見えるだろう。
赤ちゃんに優しい病院(Baby friendly hospital)の効果を評価する研究では、よい効果が出ているというものもある。著名な、しかしながら、赤ちゃんに優しい病院(Baby friendly hospital)の承認を得るには、病院内での完全母乳率の向上を評価基準が存在する。それゆえ、完全母乳率の引き上げのためBFHはその理論を宣伝する人を雇っている。なぜなら、母乳育児支援だけでは、それ自体の結果を評価することができないからである...
私たちはこの論文から何を学べるでしょう。
まず一つ目の驚く点としては、この問題に関してほとんど研究がなされてこなかったということです。現代における自然出産の話題と同じように、BFHについても、アナンダールとクラークによる系統的論述 (What is gender? Feminist Theory and, the sociology of reproduction ジェンダーとは何か?フェミニストの理論と、生殖医学の社会学)にあるように、”産科とは真逆で、ほぼ調査されていない”という点です。
ラクテーション(母乳推進)業界は、いかなる科学的証拠もなく、100%以下の完全母乳率ならば「サポートが得られていない」と決めつけています。そして彼らは、「サポート」と称して彼らが信じるものだけで構成された特定のアクションを強制的に与えます。科学的証拠を抜きにしてこれらを行うことは、母乳推進をプロモーションするのにとても効果的でした。彼らは赤ちゃんに優しい病院(Baby friendly hospital)を認証を与え、「おすすめの病院」という称号を、一つの病院あたり$11,000(140万円程度)以上で売るのです。
科学的根拠もない母乳のすばらしさを誇張して母親たちにレクチャーするだけではありません。病院内での粉ミルクを作ることや、手に入れることを事実上困難にしています。粉ミルクについて尋ねる母親に対しては威圧的になり、どのような状況下にあっても粉ミルクを足すことを拒否します。また、母子同室を強制します。彼らはここまで可能な限りを尽くしていますが、完全母乳率の引き上げに失敗しているのです。
また、母乳を与えたくない/与えることができない母親に対しての観点がありません。彼らは母乳を与えることをあきらめた母親たちに対して、なぜゴールの手前でやめたか聞いていないのです。しかしこれは特に驚くことではありません。赤ちゃんに優しい病院(Baby friendly hospital)は、ラクテーション(母乳推進)業界のために制度設計されているからです。母親のためでも、赤ちゃんのためでもないのです。
母乳のサポート活動をマネー化するために、ラクテーションコンサルタント(IBCLC)にお金を払うようになってきましたが、赤ちゃんに優しい病院(Baby friendly hospital)の提唱者は致命的なエラーを起こしています。彼らは、自分たちにとってなにが良いのか混乱しています - これ以上利益を出すために、- 母親にとって何が良いのか。 これまでラクテーションコンサルタント達は、母親たちがなにを求めているか尋ねたことがありませんでした。なぜなら、ラクテーションコンサルタント達は、自分たちが母親たちよりも多くのことを知っていると思い込んでいるからです。
赤ちゃんに優しい病院(Baby friendly hospital)は、顧客の支持を得るために、あたかも古くからの業界に支えられているように装っています。多くの業界団体がそうであるように。しかしそれは母親たちのためではないのです。赤ちゃんのためでもないのです。そしてうまくいってすらいません。
今こそ、赤ちゃんに優しい病院(Baby friendly hospital)を廃止するべきです。
病院はラクテーションコンサルタントを雇い続けてもよいでしょうが、母乳育児を選んだ母親のサポートだけに専念すべきです。母乳育児をしない母親を、「叩きなおす」べきではありません。最も大事なことは、ラクテーションコンサルタントとラクテーション(母乳推進)業界は、病院のミルクの補足に関するポリシーをコントロールすべきではありません。母子別室の方針や、新生児をしっかり看護する方針についても、口を出すべきではありません。
母乳の本質は単純に、何百万ドルもかけて、莫大な医療スタッフによって宣伝するほどメリットのあるものではありません。これらの恐るべきお金や医療スタッフといったリソースは、医療サービスの提供に向けられるべきです。母乳推進業界の支援のために向けられるべきではありません。
― 少なくとも、赤ちゃんに優しい病院(Baby friendly hospital)は、みずからの条件に対して絶望的に失敗しています。
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