Academy of Breastfeeding Medicine publishes embarrassingly weak rebuttal to my plea to save well baby nurseries
母乳医学学会(ABM:The Academy of Breastfeeding Medicine )は私がTIME誌に寄稿した記事(新生児室をなくすことは、母親にも赤ちゃんにも良くない Closing Newborn Nurseries Isn’t Good for Babies or Moms)に対して反論を発表しました。赤ちゃんに優しい病院(BFH:Baby friendly hospitalの方針である、うわべだけの母乳率向上を目的とした危険な母子同室について、実際は効果がないという見解を示したものです。
私の記事の主旨はこのようなものです:
医療に母乳主義というしょうもないパターなリズムを導入して、女性や赤ちゃんを侮辱する気ですか?
母子同室を妨害しろとは言いません。もしも母親が24時間赤ちゃんと一緒に過ごしたいと言うならそうしてもいいでしょう。しかし問題は、そのようにしたくない母親までもが、有無をいわさず母子同室にされていることなのです。
明らかに母乳医学学会は母親を信用していません。彼らは母親が自分で意思決定できないと思っているのです。彼らの言い分(Rebuttal to Dr. Amy Tuteur regarding Time editorial)は、Dr. Renee Boynton-Jarrett and Dr. Lori Feldman-Winter によるものです。 恥知らずで、明らかに誰でもわかるような初歩的なミスや、かんちがいによって攪乱された、無茶苦茶なものです。
1. 母乳医学学会は何が現状の問題か分かっていない。(二項対立の失敗)。
母乳医学界はBFHをどのように擁護するかで頭がいっぱいのようです。そのため議論の出発点が間違っています。
30年前、ほとんどの新生児は生まれたら母子別室でした。母子同室という選択肢はありませんでした。現在の母子同室という方法は、母親と赤ちゃんのために最適化されていると考えています。
まず基本的なこととして、「母子同室の禁止」の反対は「母子同室の許容」であり、「母子同室の強制」ではないのです。
2. 母乳医学学会は論点をそらしている。(注意Red herring:発見されたくない麻薬の代わりに燻製ニシンを置いて猟犬の鼻を攪乱することから、話を逸らすために別の話題を持ってくることを英語で”燻製ニシン”という). 母乳論者が論点を逸らす方法として、無関係な話題をもち出すことはよくある手口です。ですがこれはあまりに痛々しい言い訳です。
記事に安全ではない写真が使われていることについて:。TIME誌のAmy氏の記事には、安全ではない写真が添えられています。何人かの赤ちゃんが布にくるまれてベビーベットに寝ています。この寝方は赤ちゃんがあおむけに寝ることに比べてSIDSのリスクを二倍にします。
写真?この女性たちは何を言っているのでしょう、写真?写真(私が選んだものではありませんが)は「赤ちゃんに関する記事である」ことを表現したものです。近代的な新生児看護を正確に表したものではありません。彼女たちは価値のある議論をする代わりに、写真を批判しなければならないほど必死なのでしょうか。
3. 母乳医学学会は大嘘つきである。:
母子同室は母親が休めないというわけではありません。実際、赤ちゃんが隣に寝ていた方が母親の睡眠の質がかえってよくなるという説もあり、睡眠の質は下がらないのです。
説?研究結果があるのでしょうか?どの研究が示しているのでしょうか?おっと、著者は引用できる調査結果を見つけてくることができませんでしたね!著者が調査結果の引用を提供することをあきらめた、ということこそが正しい事実でしょう。これ自体、気の狂った母乳ビジネス業界の側面をよく表しています。母乳ビジネス業界は母親の声など聴いていないのです。母親たちは休むことができないまま24時間ずっと赤ちゃんの世話をしなくてはならず、これに関する苦々しい不平不満があふれています。母親に必要なのは、出産という大きな試練を乗り越えた瞬間から、会陰の裂傷や、手術の傷、縫合された傷などの激しい身体的損傷を癒すための休息です。にもかかわらず、母乳ビジネス業界はそんな母親たちに24時間赤ちゃんの世話をする責任を負わせているのです。母乳ビジネス業界は母親の必要としているものなど気にも留めていません。彼らは彼らのしたいことだけにしか興味がないからです。
4.母乳医学学会は無神経であることに自分で気づいていない:
残念なことに、Dr.Amyは”赤ちゃんに優しい病院はそれ自体が深刻な病である”としています。ですが、本当に深刻なのは粉ミルクを選択する人々の方です。
これも違います。 残念なのは「赤ちゃんに優しい病院」が母親たちを信じていないことなのです。これが母乳ビジネス業界の深刻な病なのです。私は4人の子供たちを母乳で育てたので「赤ちゃんに優しい病院」から侮辱を受ける経験をしていません。しかし、たくさんの、本当にたくさんの女性たちが私のブログに寄せたコメントを見るに、本当に多くの人が「赤ちゃんに優しい病院」によって侮辱された経験があることは間違いありません。しかし、上に書いたように母乳ビジネス業界は母親がどのように感じているかなど興味がありません。母乳の研究者は、いままで母親の声に耳を傾けてこなかったのです。
5. 母乳医学学会はただの推論を科学的根拠として用いている:
母乳のメリットと、粉ミルクのリスクは(Dr.Amyのいうような)僅かなものではありません。乳幼児の免疫システムにおける正しい細菌群の機能形成に関しては、完全母乳が一生影響するほど響する深く関係しているのです。
この文章のなかで正しいのは「と」と「は」だけです。のこりは「そうだったらいいな」という母乳ビジネス業界の妄想です。科学的根拠のないことを想像で補ってしまうのは母乳ビジネス業界のいつもの手口です。
6. 母乳医学学会は嘘つきである:
母乳ビジネス業界というのは存在しない。
本当でしょうか?主要なマーケットリサーチを行う会社が56ページにわたる母乳ビジネス業界の市場分析を発表しています。(56 page market analysisof the breastfeeding supplies industry)ほかにも、ラクテーションコンサルタントに何百万ドルも支払っています。母乳教室や母乳推進活動にもお金が払われていますし、「赤ちゃんに優しい病院」の認証にも支払われています。この市場分析レポートを手に入れるのすら$2500(日本円で29万円)かかりますが、それでも母乳ビジネス業界メンバーや業界人は喜んで払うほどの儲かる業界なのです。グッズやサービスをもっと販売するために。
7. 母乳医学学会は母子同室の強制で亡くなった赤ちゃん達に対して心無い無関心である。
母親たちは母子同室での問題が起きるまえに、ナースコールを押すべきだったのです。
「もしあなたが赤ちゃんと添い寝をしていて急に眠くなり、赤ちゃんを死なせてしまったら、それはあなたの責任で、眠くなる前にナースを呼ばなかったあなたの責任だ」と言っているようなものです。母子同室を強制しておいて、これほど非難すべき態度があるでしょうか。
8. 母乳医学学会は本当の問題から目を背けている:「女性の自主性を尊重していない」
問題は「女性に選ばせない」ということです。彼らは女性たちが赤ちゃん達と同床したいか、休息をとりたいか選択できるほど賢いとは思っていないのでしょうか?もしくは医療にしょうもないパターナリズムを導入して、女性が赤ちゃんのために最適な意思決定できる機会を奪いたいのでしょうか。
母乳医学学会は私のTIME誌への寄稿に藁にすがるような苦し紛れの反論しかできていません。白か黒かでしかモノを考えられないのでしょうか。論点を逸らしたり、法螺をふいてみたり、嘘をついてみたり、推測でモノを言ってみたり、女性の神経を逆なでするような無神経な言葉を投げてみたり、心無い言葉を使ったり、本当は防げたはずの赤ちゃんの死亡について無関心で冷徹な態度をとったり、女性の選択を尊重するということを否定したり。
問題は単純です:「選択」なのです。母乳ビジネス業界は女性を信用せず、女性がどのようにしたいかという選択肢を奪っています。
母乳医学界はこれ以上どうすることもできません。私がTIME誌への寄稿したような母乳ビジネス業界の問題点について、彼ら自身がまったく真剣に考えていないということが恐ろしくてなりません。彼らにぴったりのことを私の本から引用しましょう:「押し戻せ:ナチュラル・ペアレンティング時代の罪 PUSH BACK: Guilt in the Age of Natural Parenting 」384ページ、256脚注- 自然なお産に関する関心の高まりの延長線上として、母乳業界と”母子の絆”業界というのはそれをマネー化するために発達し、そして罪を重ねてきた。
さあ、母乳医学学会はこれについて何と返すのでしょう!
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